第63回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会
2023年11月16日(土)、11月17日(日)に岡山県の就実大学で開催された「第63回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会」に参加してきました。
四国調剤グループから今回9名の薬剤師が参加しました。
私が傾聴した口頭発表はどれも素晴らしい内容でしたが、特に香川県立中央病院が発表された「免疫チェックポイント阻害薬投与患者に対する病院-保険薬局の連携について-地域薬剤師会との取り組み」が印象に残りました。
副作用リスクのある抗がん剤の処方に対して、医療機関と保険薬局が「免疫チェックポイント阻害剤」専用のトレーシングレポートを用いて、副作用の評価や早期発見を行う取り組みは、患者及び処方する医師にとっても有意義な取り組みであり、またそれを単一の薬局と医療機関だけでなく、高松市全体で行っていることはとても良い取り組みだなと思いました。
また発表全体を通して、調剤後の電話等によるファローアップについても各薬局で積極的に取り組みが進んでいることが等が分かり、私も含めて今回参加した薬剤師は良い刺激を受けたと思います。
今回は当グループからの発表はなかったですが、来年の徳島県開催では、今回参加した薬剤師を中心に発表を行いたいと考えてます。